二千翔氏の実の父親は、TBSの敏腕プロデューサー・ディレクターとして数々の名作ドラマを手掛けた服部晴治氏です。しかし、服部氏は二千翔氏がわずか2歳のときにガンで他界。その後、母の大竹しのぶさんが明石家さんまさんと再婚したことで、二千翔氏は3歳からさんまさんと生活を共にすることになりました。
さんまさんは二千翔氏に対し、最初から「お父さん」と呼ばせることはしませんでした。そこには「二千翔には本物の父親(服部晴治氏)がいる。無理にお父さんと呼ばせるのは不自然であり、実父への敬意を欠く」というさんまさんの深い哲学があったと関係者は証言しています。そこで二千翔氏が自ら呼び始めたのが「ボス」という愛称でした。
二人の間には、血縁を超えた絆を物語る有名なエピソードが数多く存在します。幼少期に二千翔氏が重い喘息の発作を起こした際、さんまさんは一晩中背中をさすり続け、「気功のような力で治そうとした」と後にテレビ番組で笑い話として明かされました。二千翔氏自身も特番の密着インタビューで「ボスは本当に優しくて、一度も怒られた記憶がない」「尊敬できる最高の父親代わり」と感謝を口にしています。
1992年にさんまさんと大竹しのぶさんが離婚した後も関係は途絶えず、二千翔氏が大人になってからも定期的に二人で食事に行き、仕事や人生の相談をする間柄が続いています。