神棚の上に貼る「雲」文字の素材を入手した後に最も多くの人が疑問を抱くのが、「どの向きで天井に貼ればよいのか」という点です。実は、神棚雲貼り方向きには明確な基本原則が存在します。
結論から申し上げますと、文字の向きは「神棚の正面に立ち、見上げたときに文字が正しく読める向き」で天井に貼り付けます。時折、「神様から見て読める向き(参拝者からは逆さま)」にすべきか迷う声が聞かれますが、これは誤りです。結界としての文字は、お祀りする人間が敬意を込めて見上げる視点に合わせて配置するのが神道儀礼における通例です。
また、神棚雲字方角ルールとして、神棚自体の向き(南向き、または東向きが吉相)に沿って文字の上部が神棚の奥側、下部が手前側になるように貼ります。文字が斜めに傾いたり、天地が逆さまになったりした状態でお祀りすると、見立ての作法として不自然になってしまうため、位置決めはマスキングテープなどで仮止めしながら慎重に行いましょう。