ネット検索やカーナビゲーションの利用において、参拝者が最も陥りやすい深刻な盲点があります。それが、「愛知県常滑市の尾張多賀神社」と「愛知県犬山市の多賀神社」の取り違えです。
愛知県内には、尾張北部の犬山市周辺にも多賀大社から分霊された多賀神社が存在します。インターネット上の地図アプリで単に「尾張 多賀神社」や「愛知 多賀神社」と曖昧に入力すると、尾張北部の犬山市側が誤って第一候補に表示されるケースが散見されます。常滑市と犬山市は愛知県の南北の両極に位置しており、移動距離にして約60km以上、車でも高速道路を使って1時間半以上離れています。
「知多半島の尾張多賀神社へ行くつもりが、ナビの指示通りに運転したら木曽川のほとりにある犬山市に着いてしまった」というトラブルは、実際に旅行者の間で報告されている典型的なミスです。参拝前には必ず「愛知県常滑市苅屋」の住所指定を行い、目的地が知多半島南西部の常滑エリアであることを確認しなければなりません。
また、境内の参拝時間や社務所の開所時間についても誤解が生じがちです。境内の歩行参拝自体は24時間可能ですが、御朱印の拝受や各種お守りの授与、祈祷の受付を行う社務所は、神職の巡回や奉仕の都合により、常時窓口が開いているわけではありません。確実にお守りや御朱印を拝受したい場合は、午前中から15時前後の時間帯を目指して訪問するのが鉄則です。