Q1:お好み焼きや焼きそばにあおさを使うと失敗しますか?
A1:失敗というわけではありませんが、風味と見た目に差が出ます。高級な「青のり(スジアオノリ)」に比べると、あおさ(ヒトエグサやオオアオサの粉)は清涼感のある香気成分が穏やかで、熱々のソースやマヨネーズの濃厚な味に香りが埋もれがちです。ただし、緑の彩りを添える目的としては十分に機能し、価格も安価に抑えられるという合理的なメリットがあります。
Q2:あおさの賞味期限と、鮮やかな緑色をキープする保存方法は?
A2:乾燥あおさは湿気と紫外線、そして高温に極めて弱いデリケートな食材です。常温で光に当てたまま放置すると、葉緑素が退色して黄色や茶色に変色し、磯香も酸化して劣化します。開封後は密閉できるジッパー付き保存袋に入れ、脱酸素剤や乾燥剤とともに冷蔵庫または冷凍庫で遮光保存するのが鉄則です。冷凍しても水分が少ないため固まらず、取り出してそのまま料理に使えます。
Q3:海苔の佃煮(ごはんですよ等)の原材料は、黒い海苔とあおさのどちらですか?
A3:実は、市販されている海苔の佃煮の主原料の多くは「あおさ(ヒトエグサ)」です。黒い焼き海苔(スサビノリ)は煮崩れにくく繊維が残りやすいのに対し、ヒトエグサは加熱するとトロリと滑らかにほぐれ、甘辛い醤油タレが均一に絡むという加工特性を持っています。原材料名表示を確認すると、筆頭に「ヒトエグサ」と記載されている商品が大半を占めています。