ワックスペーパーとは?オーブン発火の危険と正しい使い方を徹底解明に関する詳細情報を詳しくまとめました。最新データをご確認ください。
ネット上のQ&Aサイトなどでは、「クッキングシートのストックが切れた際、ワックスペーパーで代用できますか?」という質問が頻繁に見受けられます。しかし、科学的な根拠から導き出される答えは明確に「加熱調理における代用は絶対に不可」です。
なぜここまで危険視されるのか、キッチンで使われる代表的なペーパー資材の物性を比較検証したデータを確認してみましょう。
資材の種類耐熱温度と加工素材得意な用途・使用領域加熱調理への耐性・評価ワックスペーパー
(パラフィン紙)約50℃〜60℃
パラフィンワックス塗布ラッピング、敷き紙、冷菓の包装、常温の食品保存加熱厳禁(×)
ロウの融解・気化による発火事故の恐れ大クッキングシート
(オーブンシート)約250℃(20分)
高密度原紙+両面シリコーンオーブン焼き、落とし蓋、蒸し料理、電子レンジ加熱最適(◎)
熱に強く食材離れも極めて良好グラシン紙
(グラスペーパー)約180℃前後
高圧加工高密度パルプ原紙マフィン型敷き紙、肉まんの底紙、包装・装飾用条件付き可(◯)
中温オーブンは耐えるが油分の離脱性は中程度硫酸紙
(パーチメント)約200℃前後
化学結合による不透膜構造バター包装、製パン敷き紙、薬品・工業資材可(◯)
耐油・耐水・耐熱に優れるが剥離加工品よりくっつきやすい
このように、「クッキングシートの代用としてワックスペーパーを使う」という行為は、根本的に成り立ちません。唯一代用が利くのは「常温下で焼き上がったケーキを切り分ける際の台紙」や「冷たいサンドイッチを包むとき」など、加熱を一切伴わない用途に限定されます。