虹の大橋を巡る恐怖は、昭和から平成、そして令和へと至るホラーカルチャーの変遷とも密接に結びついている。1990年代後半、人気ホラービデオシリーズ『ほんとにあった!呪いのビデオ』や、怪談師の稲川淳二氏による怪談の題材として取り上げられたことで、全国のホラーファンの間で一気にその名が知れ渡った。
さらに現代においては、YouTubeや動画配信プラットフォームでの「心霊スポット検証」コンテンツの定番となった。暗闇の中でカメラを回し、不吉な都市伝説を語り直す動画は高い再生数を獲得する。メディアによる露出が重なることで、単なる噂だったストーリーが強化され、訪問者の恐怖体験を再生産するループが形成されているのだ。