事件の発端は、写真週刊誌「FRIDAY」による一本のスクープ記事だった。当時、爽やかさと力強さを兼ね備えた実力派として芸能界の第一線を走っていた小出恵介は、大阪でのドラマ撮影期間中に未成年女性と酒席を共にしたと報じられた。この一報は、彼が所属していた大手芸能プロダクションアミューズにとっても、あまりに甚大なショックを与えることとなる。
それまで彼が積み上げてきた実績は圧倒的だった。学園ドラマの金字塔『ROOKIES』での熱演、クラシック音楽ブームを巻き起こした『のだめカンタービレ』での個性派キャラクター、そして緻密な人間ドラマを描いた『Nのために』で見せた重厚な演技。数々のヒット作で主要キャストを務め、テレビドラマや映画の世界で欠かせない存在となっていた人物の突然の失脚に、ファンや関係者の困惑は極限に達した。