イラスト需要の高まりに比例して、ネット上では著作権や倫理を巡る炎上ニュースが後を絶ちません。特に検索流入で流入しやすい「フリー アイコン かっこいい カップル」といったキーワードの背後には、重大な法的リスクが潜んでいます。
画像共有サイトやSNS上で「ご自由にお使いください」と出回っている画像の中には、悪質な第三者が有名イラストレーターの有料ファンクラブ限定絵や個展作品を無断転載・再配布しているケースが後を絶ちません。これを知らずにペア画として設定したユーザーが、原作者からの公開指摘を受け、アカウントを削除せざるを得なくなった事例が複数報告されています。
さらに深刻なのが、実在するファッション誌のモデル写真やインフルエンサーの投稿写真を輪郭だけなぞった「無断トレス(トレース)」問題です。2026年後半から2026年にかけて、有償コミッションサイトで「自作オリジナル」として納品されたカップルイラストが、海外モデルの写真をそのまま反転トレスしたものだったと発覚し、依頼者と受注者の双方が炎上・金銭トラブルに発展するケースが表面化しました。
「商用利用可」「フリー素材」と銘打たれていても、発信元の公式アカウントやポートフォリオサイトで身元が明示されていない画像は絶対に使用してはなりません。依頼する場合も、制作過程のラフ提出を求めるなど自衛策が必須となります。