「木へんに留」と書く「榴」という漢字は、一見すると難読で近寄りがたく思えるかもしれません。しかしそのルーツを紐解けば、シルクロードを経由してユーラシア大陸を旅した植物の壮大な歴史、そして西洋の「グレネード」を的確に解釈した近代日本の卓抜な言語感覚が凝縮されています。
「赤い実を割ると飛び散る種」という物理的な特徴が、片や「子孫繁栄」という生命の祝福へ、片や「手榴弾」という破壊的兵器の名称へと枝分かれしていった事実は、言葉の変遷が持つダイナミズムを如実に物語っています。漢字の成り立ちや意味の深層を理解することは、単に読み書きの知識を増やすだけでなく、歴史や文化の複眼的な視座を与えてくれるはずです。 (出典: 木 へん に 留(Yahoo!ニュース))
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