本作の女性キャラクターを語るうえで外せないのが、敵対組織〈十戒〉の「純潔」のデリエリです。ネット上で「デリエリかわいい理由」が頻繁に検索される背景には、初登場時からの鮮烈なキャラクター変遷があります。
初登場時は「ケツから言って」という乱暴な口癖と、全身を闇で覆った半裸に近い野性的な風貌で威圧感を放っていました。しかし、相棒であるモンスピートとの日常で見せる不器用な優しさや、人間界の村で平穏に暮らす中で見せた照れ顔の破壊力がファンの間で爆発的な話題を呼びました。
残虐な魔神族でありながら、誰よりも仲間想いで純情な乙女心を秘めていたデリエリ。モンスピートとの最期の別れで見せた涙と切ない表情は、彼女を一躍「作中屈指の愛されキャラ」へと押し上げました。同じく十戒のメラスキュラが放つ妖艶でダークな魅力とは対照的に、デリエリの素朴なツンデレ気質は唯一無二の輝きを放っています。