心理学的な側面から解釈する上で、避けて通れないのがプラシーボ効果(心理学)の存在だ。「この画像を見れば痛みが治まるかもしれない」という期待感や安心感が脳に作用すると、脳内では天然の鎮痛剤とも呼ばれるエンドルフィンや、気分を安定させるセロトニンが分泌される。信じる気持ちそのものが、身体的な生化学反応を引き起こすのだ。
さらに、脳科学(ホルモン分泌メカニズム)の視点からも自律神経と内分泌系の連動は説明がつく。月経痛(生理痛)の直接的な原因は、子宮を収縮させるプロスタグランジンという物質の過剰分泌だが、ストレスや緊張はこの物質の分泌をさらに促してしまう。トシの画像を見てクスッと笑ったり脱力したりすることで、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が抑制され、子宮の過剰な収縮が和らぐ仕組みだ。