新鳥取駅前店を訪れた際、絶対に外せない看板メニューが「砂焼きコーヒー」です。鳥取砂丘の砂利を約250度に熱し、その高熱で豆をじっくり焙煎する独自の製法を採用。遠赤外線効果によって豆の芯まで均一に火が通り、まろやかなコクと香ばしい焙煎香が鼻腔を抜けます。酸味が控えめで深みのある口当たりは、古き良き純喫茶のコーヒーを思わせる安心感があります。
食事メニューの筆頭格は、日本海の恵みをダイレクトに味わえる「もさえびカレー」です。モサエビ(クロザコエビ)は鮮度低下が非常に早いため、かつては県外に出回らず「幻のエビ」と呼ばれた鳥取の隠れた特産品。その頭部や殻から抽出した濃厚なエビ出汁をルウに溶け込ませ、サクサクのフライをトッピングした一皿は、一般的なカフェカレーの枠を完全に超えた本格的な海鮮カレーに仕上がっています。
そして地元客からも熱烈な支持を集めるのが、オープンから午前10時30分まで提供される「モーニングセット」です。厚切りトースト、または山陰名物のおにぎりに、大盛りサラダ、ゆで卵、砂焼きコーヒーがセットになってワンコイン強(500〜600円台)から楽しめる圧倒的なコストパフォーマンス。早朝の鳥取駅前に漂う珈琲の香りと、お母さんの手料理のような温もりあるモーニングは、旅の始まりに最適な活力源となっています。
店頭では、お土産用として人気の「すなば珈琲ドリップバッグ」や、砂焼きコーヒーの粉末を使用した「チョコクランチ」「かりんとう」などが販売されており、店内飲食だけでなくテイクアウトの手土産購入スポットとしても重宝されています。