「かぎ針を持つのすら久しぶり」という初心者でも心配はいらない。今期トレンドの筆頭は、円形や六角形をベースにしたシンプルなモチーフ編みだ。基本の長編みと細編み(こまあみ)を組み合わせるだけで、まるで北欧の街角にある木漏れ日のカフェで使われているような、雰囲気たっぷりのコースターが完成する。
仕上がりをプロ級のクオリティに引き上げる最大のコツは、立ち上がりの目を綺麗に揃えることと、最後の「スチームアイロン仕上げ」を惜しまないことだ。編み上がったばかりのニットはわずかに歪みが残るが、裏側から軽く蒸気をあてるだけで編み目がキュッと引き締まり、売り物のように美しいフラットな直線と曲線が現れる。初心者でも失敗しない編み図選びは、構造がシンプルで端の目を拾いやすいパターンからスタートするのが鉄則だ。