順風満帆に見えるキャリアですが、YouTuberを始めた経緯にはリアルな葛藤と挫折が存在します。
大学3年次、カノックスターは自らの視野を広げるためにオーストラリアへ留学。現地の自由な空気感や多国籍な文化に触れ、「決められたレールの上を走る生き方」に強い疑問を抱くようになります。帰国後、周囲の学生と同じようにスーツを着て合同説明会やインターンに参加したものの、強烈な違和感を拭えず就職活動を早期に断念しました。
「普通の会社員として生きるのは無理だ」と直感した彼は、2018年夏、大学在学中の自由な時間を使ってYouTubeへの動画投稿を本格化。当初は日常Vlogや英語系コンテンツを試行錯誤していましたが、韓国発祥のカルチャーであった大食い(モッパン)に「英語を交えた独特なリアクション」を掛け合わせたことで大ブレイクを果たします。既存の枠組みに馴染めなかった若者が、自らの違和感を武器に変えた決定的な瞬間でした。