世界的な大ヒット公演の陰で、チケット販売を巡る議論も熱を帯びている。大手チケット販売プラットフォームのチケットマスター(Ticketmaster)が導入したダイナミック・プライシング(変動価格制)は、ファンの間で賛否両論を巻き起こした。需要の急増に伴いチケット価格が跳ね上がる仕組みは、現代のライブ・エンターテインメント産業(Live Entertainment Industry)が直面する大きなテーマだ。
転売防止の強化や価格設定の透明性確保に向け、業界全体で新たなルール作りが模索されている。ファンが適正な価格で本物の体験を享受できる環境を守ること。それこそが、今後のライブビジネスにおける持続可能性の鍵を握っている。