Q1:ニコチンが入っていない国産のノンニコチンリキッドなら、肺に水がたまったり肺炎になる心配はありませんか?
A1:安心は禁物です。ノンニコチンであっても、ベースとなるプロピレングリコール(PG)や植物性グリセリン(VG)、各種香料成分が高熱で気化される際に微小粒子やアルデヒド類が発生します。これらが気道深部の肺胞に沈着することでアレルギー性肺炎や急性肺胞障害を誘発するリスクがあり、ニコチンの有無に関わらず呼吸器障害の発症例が報告されています。
Q2:ベイプを吸い始めてから深呼吸すると胸が苦しく、咳が止まりません。どうすれば良いですか?
A2:直ちにベイプの使用を完全に中止し、速やかに呼吸器内科を受診してください。受診時には「電子タバコ(ベイプ)を使用していること」「使用期間」「リキッドの種類(成分)」を医師に正確に伝えてください。肺胞内で浸出液の貯留や急性炎症が進行している場合、早期の画像診断(胸部CT)とステロイド治療が必要になるケースがあります。
Q3:周囲の人が吸っているベイプの煙(水蒸気)を吸い込むだけでも、肺水腫や健康被害のリスクはありますか?
A3:受動喫煙(副流煙)によるリスクが存在します。ベイプから吐き出される白煙は単なる水蒸気ではなく、吐き出されたエアロゾル微粒子や化学物質を含んでいます。特に気管支喘息の持病を持つ方や乳幼児がいる環境下では、気道収縮やアレルギー症状を引き起こす危険性があるため、受動暴露を避ける配慮が必要です。