可愛い顔の裏に潜むハクビシンの危険性!感染症と家屋崩壊の真相

可愛い顔の裏に潜むハクビシンの危険性!感染症と家屋崩壊の真相

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夜半を過ぎると天井裏から「ドタドタ」「トコトコ」と響く鈍い足音。ネズミのような軽い擦過音ではなく、体重3〜5kg前後の中型獣が歩行する屋根裏の足音と異臭に気付いた段階で、すでに家屋の内部劣化は始まっています。ハクビシンの生態で最も厄介とされるのが、群れ全体で特定の排泄場所を固定する「ため糞(溜め糞)」の習性です。

同じ箇所に毎日排泄が繰り返される結果、堆積した糞尿の総量は数週間で数十キログラムに達することもあります。木造住宅の断熱材は尿を吸い込んでスポンジ化し、強烈なアンモニア臭が室内に充満。やがて天井板の石膏ボードや合板が水分で腐食し、重みに耐えかねてリビングや寝室に糞尿ごと天井が抜け落ちる事故が現実に起きています。

さらに見逃せない構造リスクが、電気配線の損傷です。ハクビシンは断熱材を器用に引き裂いて巣作りの寝床に流用するほか、障害となる被覆電線を爪や歯で傷つけるケースがあります。被覆が剥き出しになった配線に尿が染み込むことでトラッキング現象が発生し、漏電火災を引き起こした事例も報告されています。ハクビシンの糞尿被害は単なる汚れの問題ではなく、資産価値の暴落や火災リスクに直結する家屋破壊行為そのものです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。