サロンのトップアイリストが現場で徹底指導している、トラブルを起こさず最短でまつ毛を育てるための実践ステップは以下の通りです。
ステップ1:ボトルの口でブラシの液量を徹底的にしごく
容器からブラシを引き抜いた直後の状態は、明らかに液量が過剰です。ボトルのフチでハケの両面をしっかりと3回以上しごき、「筆先に液が溜まっていない状態(わずかに湿っている程度)」に調節します。
ステップ2:上まつ毛の生え際にアイラインを引くようにひと塗り
目頭から目尻に向かって、まつ毛の根元の皮膚(毛根部分)へ向けてスッと1本の極細ラインを引くように塗布します。この際、粘膜(インライン)や目の中には絶対に入らないよう、生え際から1ミリ程度外側を意識するのが安全です。
ステップ3:完全に乾くまで約2分間放置する
塗布直後に化粧水や乳液をつけると、手のひらで美容液が目元全体に引き伸ばされてしまいます。塗布面が自然乾燥するまで2分ほど待ち、その後、目元を避けるようにして通常のスキンケアを行ってください。
ここで極めて重要なルールが、「二度塗りの絶対禁止」と「下まつ毛への直接塗布を避けること」です。
まつ毛美容液を早く効かせたい一心で何度も往復塗りをするユーザーが後を絶ちませんが、高濃度美容液の重ね塗りは毛母細胞の許容量を超えるだけであり、浸透スピードは変わりません。むしろ余剰な液が目の中に入り、充血やまぶたの腫れを招く主因となります。
また、皮膚が非常に薄い下まぶたに直接塗ると、液が涙袋周辺に流れて赤みが出やすくなります。上まつ毛の生え際に塗った美容液は、就寝中の自然な瞬きによって必要十分な量が下まつ毛の根元へ自然移行するよう計算されています。下まつ毛にはあえて塗らない引き算の使い方が、美しい目元を維持するプロの常識です。