「敷居をまたぐ」誤用してない?本来の意味とビジネスの新常識

「敷居をまたぐ」誤用してない?本来の意味とビジネスの新常識

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言葉の乱れや変化を定点観測している文化庁の「国語に関する世論調査」では、慣用句の意味の変容がたびたび大きなトピックとして浮上する。とりわけ代表例として議論されるのが「敷居が高い」という表現だ。本来は「不義理や不都合なことがあって、その人の家に行きにくい」という意味であるにもかかわらず、現在では「高級すぎて入りにくい」「自分にはハードルが高い」といった意味で捉える人が多数派を占める。

この「敷居が高い」の誤解が波及する形で、対となる「敷居をまたぐ(敷居を越える・跨ぐ)」という動作表現にも奇妙なズレが生じている。かつては一度関係がこじれた相手との関係修復や、重大な決意を持って他人のテリトリーに入り込む重い行為を指していた。それが今や、単なる「初訪問」や「来店」と同義に扱われるケースが目立つ。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。