子どもが異常な言動を見せた際、親として冷静に判断しなければならないのが「インフルエンザ脳症」との鑑別です。軽微な熱性せん妄であれば短時間で意識が戻りますが、脳症の場合は急速に病態が悪化します。
以下の兆候が1つでも見られる場合は、一刻を争う事態であるため迷わず救急車(119番)を要請してください。
- 呼びかけに全く応じない・目が合わない(意識障害の持続)
- 15分以上続く痙攣(けいれん)、または短時間の痙攣を繰り返す
- 激しい嘔吐を繰り返しながらぐったりしている
- 両手両足を突っ張るような不自然な姿勢をとる
- ろれつが回らず、会話が全く成立しない状態が30分以上続く
「単なる高熱のうわ言だろう」と自己判断して放置することは極めて危険です。少しでも子どもの様子に違和感を覚えたら、ためらわずに医療機関へ相談する勇気を持ってください。