失敗を防ぐための第一歩は、毛布の裏側に縫い付けられている洗濯表示(JIS L 0001)を確実に確認することです。水洗い不可のマークや、タンブル乾燥禁止のマークがある場合は、コインランドリーの使用を避けなければなりません。洗える表記がある場合でも、洗剤選びが仕上がりを大きく左右します。
一般的な全自動洗濯機に投入する洗剤は弱アルカリ性が多く、毛布の繊維を傷める要因になります。ふんわり仕上げるには、おしゃれ着用中性洗剤を持参して洗うのがプロの常識です。国家資格を持つクリーニング師も、デリケートな毛布には中性洗剤と適切な柔軟剤の併用を強く推奨しています。
乾燥機の温度設定も運命を分けるポイントです。大型乾燥機の温度設定は「高温(約80℃)」「中温(約70℃)」「低温(約60℃)」に分かれているケースが多く、毛布の場合は迷わず「中温」または「低温」を選択するのが鉄則です。20分ほど乾燥させたら一度取り出し、毛布の向きをひっくり返して風を通すことで、熱の集中的なダメージを防ぎつつ均一に乾かせます。