熱狂が加速する一方で、ファンにとって死活問題となっているのが観戦チケットの確保だ。現地観戦に向けた広島野球チケット購入方法を整理すると、現在もシーズン開幕前の球団公式サイト先行抽選やプレイガイド販売が激戦区となっている。近年は公式リセールサービスの定着によって突発的な空席が拾えるチャンスも増えたが、週末や巨人・阪神戦のプラチナ化は依然として健在だ。
現地を訪れる観客の間で議論を呼ぶのが、マツダスタジアム座席評判である。メジャーリーグのボールパーク思想を取り入れた美しい天然芝球場は国内最高峰の開放感を誇るが、座席ごとの特徴には明確な落とし穴も存在する。
ネット上の口コミや現場の常連ファンの意見を総合すると、以下のような実態が浮かび上がる。
内野指定席SSやS席は、投打の迫力を間近で体感できる一方、グラウンドレベルに近い座席では前の観客の頭やフェンスの支柱が視界を遮ることがある。快適性を最優先するファンから絶賛されているのが「寝ソベリア」や「テラスシート」といったグループ席だが、こちらは数か月前からの予約争奪戦に勝たなければ手に入らない。かつて自由席だった2階席は全席指定化が進み、「席取り合戦のストレスから解放された」と好意的に受け止められる一方で、「昔のような気軽なワンコイン観戦の文化が失われた」と惜しむ古参ファンの声も根強い。
現地観戦が叶わない全国のファンにとって不可欠なのが、広島野球中継ライブ配信日程のチェックだ。広島県内では地元民放各局(RCC、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島)が精力的に地上波生中継を展開しているが、県外在住者の場合はJ SPORTSオンデマンドやスカパー!プロ野球セットの活用が基本となる。配信プラットフォームごとの放映権の兼ね合いで「主催試合しか見られない」「ビジター中継は別サービス契約が必要」といった制約が存在するため、自身の居住地域と予算に応じた事前の視聴環境整備が欠かせない。