企画を検討する際、真っ先に確認すべきがイオン職業体験対象年齢の厳格な区分です。イオングループの取り組みは単一のイベントではなく、子どもの発達段階に合わせて複数のレイヤーで設計されています。大枠を把握せずに申し込もうとすると、「対象外でエントリーすらできなかった」という事態に陥りかねません。
未就学児(3歳〜6歳前後)から小学校低学年を主な対象とするのが、各モールの広場や売り場でスポット開催されるイオンモールお仕事体験や、カンドゥーのアクティビティです。この年代では、ユニフォームを着用して記念撮影を行う体験や、簡単な品出し・挨拶の練習といった情操教育的な色合いが濃く出ます。一方で、小学校中学年から高学年を対象とする企画では、食品フロアでの発注端末操作や、POP作成を通じたマーケティングの基礎など、より実践的なプログラムへと昇華します。
さらに視野を広げると、教育課程の一環として定着している中学生イオン職場体験の受入も見逃せません。これは公立・私立中学校のキャリア教育プログラムと地域店舗が連携する枠組みであり、原則として学校を通じた公募・選考となります。中学生の受け入れでは、品出しや陳列の美観維持、バックヤードの衛生管理、バックヤードでの段ボール解体作業など、一般のパートスタッフと同水準の現場作業を2〜3日間にわたって課されるケースが多く、「労働の尊さと肉体的な大変さを知った」という真摯な生徒の手記が学校だより等でも頻繁に報告されています。