象というモチーフが世界中で愛される背景には、歴史的な名作絵本やアニメーション映画の存在が欠かせません。フランスの作家ジャン・ド・ブリュノフが1931年に生み出した『ぞうのババール』は、緑色のスーツに身を包んだ洗練された王様象の物語であり、絵本イラストレーションの古典として今なお世界中で親しまれています。
一方で、アニメーションの歴史に金字塔を打ち建てたのが、ウォルト・ディズニーの手掛けた名作『ダンボ』です。大きな耳を持つ幼い象の孤独と成長を描いた物語は、卓越した作画技術と情緒豊かな描写で観客の心を揺さぶりました。愛らしさとストーリー性を兼ね備えたこれらのキャラクター表現は、現代のイラストレーターにとってもインスピレーションの宝庫であり続けています。