一方で、ファンの間では「川井みきが一番リアルで共感できる」「どうしても憎めない」という一定の擁護論や評価も根強く存在します。
外見のデザインがストレートに可愛らしく描かれていることに加え、声優・潘めぐみによる圧巻の演技力がその立体感を支えています。潘めぐみは、川井のみっともなさ、可愛らしさ、そして咄嗟の自己防衛に出る女子高生の息遣いを見事に演じ切りました。
心理学的に見れば、人は誰しも「自分が悪者になりたくない」「集団の中で居場所を守りたい」という防衛本能を持っています。川井みきというキャラクターは、私たちが無意識に隠している「見苦しい自己保身」を極限まで純化して突きつけてくる鏡だからこそ、過剰な嫌悪と同族嫌悪的な惹きつけを生み出すのです。