飯田グループホールディングスは、日本の建売住宅市場で圧倒的なシェアを握る巨大企業グループです。その傘下には一建設、アーネストワン、タクトホーム、アイダ設計(※提携関係等)、そして東栄住宅など複数の事業会社が名を連ねています。その中で東栄住宅が展開する「ブルーミングガーデン」は、グループ内でも「品質重視・ミドルレンジ」の明確なポジションを担っています。
特筆すべきは、「東栄住宅 耐震等級3 性能評価」の徹底です。住宅性能表示制度における最高等級である「耐震等級3(倒壊防止・損傷防止)」を全棟で取得しており、これは警察署や消防署など防災拠点となる建物の基準に匹敵します。さらに、維持管理対策等級や劣化対策等級でも最高等級を取得している点は、ローコストビルダーの中でも突出した強みといえます。
「東栄住宅 住み心地と断熱性」について検証すると、2025年4月の省エネ基準適合義務化を経て、現在のブルーミングガーデンは断熱等性能等級5(ZEH水準)を標準クリアしています。樹脂複合サッシや高性能複層ガラスが採用されており、一昔前の「冬に底冷えする建売」からは大幅に進化を遂げています。ただし、注文住宅のハイエンド層が採用するトリプルガラスや付加断熱仕様(等級6〜7)と比較すると、真冬の無暖房時の室温低下や夏の小屋裏の蓄熱には差が生じるのが実情です。