「一夫多妻」を公言する彼の生活環境は、一見すると混沌としているように思えるかもしれない。だが、実際の生活空間には、驚くほど整然としたルールが存在している。4人の妻と2人の彼女という関係性を維持するために、彼が最も心掛けているのは「平等の徹底」だという。各パートナーに対して個別の部屋を割り当て、毎夜過ごす部屋を順番にローテーションさせるシステムを構築している。
法律上の婚姻関係を結べるのは1人に限られるため、他のパートナーたちとは事実婚の形式をとる。それでも同居する女性たちの間に目立った不和が生じない理由は、彼が担う家事全般の役割と、徹底したコミュニケーションにある。朝の弁当作りから子供の送り迎え、掃除や洗濯に至るまで、生活の基盤となる家事の大部分を彼自身がこなしているのだ。