順風満帆に見えた2人の交際ですが、最大の障壁となったのが神田愛花の実母の存在でした。神田の母親は娘に対して並々ならぬ愛情と期待を寄せており、かねてより結婚相手に対して極めて厳しい条件を公言していたことで知られています。
神田本人がバラエティ番組等で告白した内容によると、母親が娘の結婚相手に求めていた条件は以下のようなものでした。
- 学歴基準:最低でも有名私立大学・国立大学卒以上の学歴
- 家柄・財力:一代で稼いだ成金ではなく、代々続く資産家・名家の出身であること
- 容姿基準:俳優の速水もこみちのような端正な高身長イケメン
お笑い芸人として裸一貫で成り上がり、独特のビジュアルを武器にしてきた日村勇紀は、母親が思い描く「理想の娘婿」の対極に位置していました。交際が発覚した当初、母親は挨拶すら拒否するほど強く反発し、「あんな人と結婚するなら親子の縁を切る」とまで言い放ったと伝えられています。
しかし、ここで日村が取った行動は逃げ腰になることではなく、徹底した誠実さと忍耐でした。神田の立場や実家との関係を最優先に考え、決して母親を批判することなく、手紙や季節の贈り物を欠かさず、神田の決意が揺らぐのをじっと支え続けました。神田自身も「親の人生ではなく自分の人生である」という境界線を毅然と保ちつつ、母親に対して日村の人間性や自分がいかに大切にされているかを3年間にわたり説得し続けました。最終的に、娘の並々ならぬ決意と日村の変わらぬ誠意に打たれた母親が折れる形で、2018年4月7日、正式に入籍を果たすこととなったのです。