検定の技術体系の根底には、日本を代表するトップアーティストである嶋田ちあき氏が提唱してきたベースメイクの黄金律が色濃く反映されている。素肌そのものが発光しているかのような透明感、立体感を生み出すハイライトとシェーディングの緻密な配置。それらはすべて、緻密な計算と骨格への深い理解に基づいている。
真のメイクアップアーティストに求められるのは、奇抜なアートを描く技術ではない。目の前のモデルが持つ魅力を最大限に引き出し、どの角度から見ても破綻のない美しさを構築する力だ。検定の実技審査では、モデルへの配慮ある立ち居振る舞いや姿勢、筆圧の均一性に至るまで、プロフェッショナルとしての所作が厳しく問われる。