農場内のふれあいエリアに一歩足を踏み入れると、その距離の近さに誰もが驚かされる。アースドリーム体験プロジェクトが推進するプログラムでは、アルパカやヤギ、ヒツジ、ミニブタたちが柵越しではなく、すぐ目の前まで寄ってきてくれる。ふわふわとしたアルパカの毛並みにそっと指を沈め、手のひらからモグモグとエサを食べる感触は、子どもたちにとって忘れられない原体験となるはずだ。
圧倒的な存在感を放つのが、北海道の開拓史を象徴する巨大な「ばん馬」たちだ。体重1トンを超える巨躯でありながら、その瞳は驚くほど穏やかで澄んでいる。近年、全国的に体験型ふれあい動物園への注目が高まっているが、これほど多様な動物たちと仕切りを感じさせない距離で対話できる場所は稀有だ。命の温もりを直に肌で学ぶファミリー観光レジャーとして、教育的な価値の高さも見逃せない。