ネット上の掲示板やSNSで頻繁に議論を呼ぶのが、シガーソケットUSBのバッテリー上がりに関するネットの反応です。「エンジンを切ってもソケットにチャージャーを挿したままにしておくとバッテリーが上がるのか」という疑問に対し、その答えは「車種の配線構造によって全く異なる」というのが実情です。
一般的な国産乗用車の多くは、エンジンスイッチをOFFにするとソケットへの給電も遮断されるACC(アクセサリー)連動設計になっています。この場合、チャージャーを挿したままでも待機電力が消費されることは原則ありません。しかし、一部の輸入車(ドイツ車など)や一部国産車種では、キーを抜いた状態でもソケットに常時通電される「常時電源」仕様が存在します。通電インジケーターLEDが点灯し続ける製品を挿しっぱなしにすると、数日間の駐車で補機類バッテリーを完全放電させてしまう危険性があります。
さらに注意が必要なのが、車両の電圧規格です。一般的な自家用乗用車は12V車ですが、大型トラックや一部の四輪駆動車、キャンピングカーなどは24V車規格を採用しています。シガーソケットの電圧規格において「12V/24Vトラック対応」と明記されていない12V専用充電器を24V車に差し込むと、過電圧によって内部回路が一瞬で破裂・焼損します。商用車や大型車で使用する場合は、入力電圧の対応幅を必ず確認しなければなりません。