結婚発表の当夜、メディア各社を驚かせたもう一つの出来事が、嵐メンバーから寄せられたコメントの「温度差」でした。祝福のメッセージを即座に発表したのは櫻井翔と相葉雅紀の2名のみであり、リーダーの大野智と松本潤は当初沈黙を守ったのです。
櫻井は「中学生の頃に出会ってから約25年。幼馴染の一人としては、幸せになってほしいと願うばかりです」と長年の絆を滲ませ、相葉も「戦友でもあり、大好きな親友です。二宮が決断した道ですから、2人でその道を歩んでほしい」と温かく背中を押しました。
しかし、松本と大野がコメントを出さなかった事実に対し、当時の週刊誌各誌は「発表タイミングを巡ってグループ内に深刻な亀裂が生じた」と報じました。松本はプロデューサー的視点から「20周年ツアーを無傷で完走し、ファンへの感謝を捧げ切るべきだ」と主張し、休止直前のこの時期の結婚には慎重な立場をとっていたとされています。一方の二宮は、一般人となった相手女性の年齢(当時38歳)や将来の家族計画を真剣に考慮し、これ以上先延ばしにはできないという固い覚悟を持っていました。
この対立は一時的にグループ内の空気を緊張させたものの、ツアーが進むにつれてステージ上でのプロフェッショナリズムは崩れることなく維持され、5人は活動休止の瞬間まで走り抜くことになります。