例年1月上旬から2月下旬にかけて開催される「あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)」は、三十槌の氷柱、尾ノ内百景氷柱と並ぶ「秩父三大氷柱」の一つとして全国的な知名度を誇ります。兵ノ沢(ひょうのさわ)の自然な傾斜を利用し、地元ボランティアの手によって散水されて作られる巨大な氷の芸術は、幅約200メートル、高さ約30メートルに達する圧巻のスケールです。
特に金・土・日・祝日限定で実施される夜間ライトアップでは、色鮮やかな光に照らし出された氷壁が幻想的な空間を創り出します。しかし、この絶景を目当てに夕方から国道299号の上り・下り双方向で激しい渋滞が発生し、道の駅の駐車場入庫待ちが1時間以上に及ぶケースも珍しくありません。
この大混雑を回避する最も確実なスマートルートは、「西武秩父線を利用した鉄道アクセス」です。氷柱開催期間中は、特急ラビューの一部列車が芦ヶ久保駅に臨時停車する特別ダイヤが組まれることが多く、池袋方面や西武秩父方面から渋滞知らずでアクセス可能です。駅から氷柱会場までは徒歩約10分程度と極めて近いため、冬期の凍結路面運転に不安があるドライバーにとっても極めて安全性の高い選択肢となります。