彼の魅力を語る上で外せないのが、徹底的な肉体改造と役幅の振り幅だ。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズでは、RUDE BOYSのリーダー・スモーキー役を担当。アクロバティックなパルクールを駆使したアクションと、仲間を想う悲哀に満ちた佇まいで圧倒的な人気を獲得した。細身でありながら引き締まった筋肉美と、危険な香りを漂わせるアクションシーンは今なおファンの間で語り継がれている。
一方で、日本放送協会 (NHK) の連続テレビ小説 エールでは、主人公の作曲家・古山裕一役を親しみやすく情愛豊かに演じきった。朝の顔として日本全国のお茶の間に愛され、狂気の怪演からハートフルな人間ドラマまでこなす振れ幅の広さを完璧に証明してみせた。強烈なアクションで魅せる鋭利な魅力と、朝ドラで見せた温かい笑顔。この対極にある二つの表情を自在に行き来できる柔軟性こそが、俳優としての最大の強みと言える。