紅茶の色の秘密を徹底解明|水色の違いやレモンで薄くなる科学の真相

紅茶の色の秘密を徹底解明|水色の違いやレモンで薄くなる科学の真相

紅茶の色の秘密を徹底解明|水色の違いやレモンで薄くなる科学の真相にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

Q1:淹れたての紅茶をポットに入れたまま放置すると、どんどん色が黒ずんでくるのはなぜですか?
A1:抽出液中に溶け出したカテキン類が、空気中の酸素と接触して自然酸化(後酸化)を続けるためです。さらに時間が経つとテアフラビンが減少し、より分子量の大きいテアルビジンや褐色物質へと変化するため、鮮やかさを失った暗褐色に変色し、同時に渋みとエグみが強くなります。抽出後は速やかに茶葉を引き上げ、30分以内に飲み切るのが理想です。

Q2:レモンティーを作るとき、輪切りレモンをカップに入れっぱなしにしてはいけない理由は何ですか?
A2:レモン果汁による退色作用だけでなく、レモンの白い皮部分(中果皮)に含まれる「リモニン」や「配糖体」という強烈な苦味成分が紅茶の熱によって急速に溶け出すためです。紅茶の澄んだ水色とフレッシュな酸味を楽しむためには、スライスレモンをカップに浮かべて数回スプーンで軽く回したら、1分以内に取り出すのが美味しく味わう鉄則です。

Q3:カップの内側の縁に見える「ゴールデンリング」とは何ですか?品質と関係ありますか?
A3:白い陶器のティーカップに紅茶を注いだ際、液面とカップの境目に現れる鮮やかな金色の光の輪を「ゴールデンリング(黄金の輪)」と呼びます。これは鮮赤色の良質な色素である「テアフラビン」が豊富に含まれ、茶葉の加工と発酵が完璧に行われた高品質な紅茶(特にクオリティシーズンのダージリンやウバ)にのみ明瞭に現れる現象であり、プロが品質を鑑定する重要な指標の一つです。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。