生後5〜6ヶ月を過ぎると、「いないいないばあ」や「こちょこちょ」などのスキンシップで、お腹を抱えるようにケラケラと激しく笑う場面が増えてきます。この赤ちゃんがケラケラ笑う理由には、高度な「予測能力」と「短期記憶」が関わっています。
例えば「いないいないばあ」で笑う場合、赤ちゃんは手で隠された顔を見て「お母さんの顔が隠れた(記憶)」→「もうすぐ顔が出てくるはずだ(予測)」→「やっぱりパッと出てきた!(期待の充足と適度な驚き)」という一連の認知パズルを頭の中で解いています。
予想していた通りの結果が少し大げさなアクションで現れたとき、赤ちゃんはそのズレや驚きを快感として受け取り、大きな笑いとして表出します。つまり、ケラケラ笑うことができるのは、過去の事象を記憶し、未来の展開を先読みする知能が備わってきた証拠に他なりません。