タイムマシーン3号の経歴は、決して平坦なものではありませんでした。2000年4月にコンビを結成後、NHK『爆笑オンエアバトル』で頭角を現し、2005年には『M-1グランプリ』決勝進出(7位)を達成。当時披露した「どんな言葉も太らせることができる」という卓越した発想の言葉遊び漫才は、お笑い界に強い衝撃を与えました。
しかし、その後は所属事務所の移籍問題などもあり、露出が伸び悩む時期を経験します。転機となったのは2013年の太田プロダクションへの移籍でした。環境を刷新した彼らは、2015年に結成15年目のラストイヤーで再び『M-1グランプリ』決勝進出(4位)を果たし、翌2016年には『キングオブコント』でも4位入賞。漫才とコントの双方で最高峰の評価を受けるという、極めて稀有な実績を打ち立てました。
さらに芸歴16年以上の漫才賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜 2024』においてもファイナリストに名を連ねるなど、ベテランの域に達してもなおネタの刃を研ぎ澄まし続けています。『オンバト+』第2代チャンピオンの栄冠も含め、彼らの笑いは確固たる職人技の上に成り立っています。