ナス料理の完成度を高める第一歩は、メニューの加熱時間や調味料の絡め方に合わせた「基本の切り分け」です。定番の切り方を正しく使い分けるだけで、食感の良さが際立ちます。
火の通りを均一にしたい炒め物や麻婆茄子には「乱切り」がベストです。ナスを回しながら斜めに包丁を入れることで断面が広くなり、火が素早く通ると同時にタレがしっかりと絡みます。大きさを揃えて切ることが、加熱ムラを防ぐ最大のポイントです。
グラタン、トマト煮込み、素焼きなどに重宝するのが「輪切り」や「斜め切り」です。厚さを均一に保ちやすく、断面をフライパンに密着させて美しい焼き色をつけられます。チーズやソースをのせる料理には、崩れにくい1〜1.5cm程度の厚切りが適しています。