インターネットのサジェスト機能において「薬屋のひとりごと 打ち切りの真相」という不穏なワードが浮上することがあります。しかし調査結果から言えば、アニメ・原作小説・コミカライズのいずれも打ち切りになった事実は一切ありません。
この誤った噂が拡散された主たる引き金は、2026年に報じられたビッグガンガン版の作画担当者であるねこクラゲ氏に関する確定申告の不備・脱税疑惑を巡る報道です。報道直後、SNS上では「連載中止や回収になるのではないか」「アニメ続編に影響が出るのではないか」というファンの不安が急速に拡大し、伝言ゲームのように「打ち切り」という言葉へと変質していきました。
しかし、報道各社およびスクウェア・エニックスの公式発表によると、ねこクラゲ氏は税理士への相談不足と多忙による認識の甘さを直ちに認め、延納税を含めた全額の納付手続きを完了して真摯な謝罪文を公表しました。出版社側も「私生活上の税務上の問題であり、作品の刊行や連載契約そのものを即座に停止する事案ではない」と判断し、連載は継続。2026年時点においても通常通り雑誌掲載・単行本の刊行が続けられています。
確かな販売実績と熱狂的な読者基盤を持つメガIPである以上、事実に基づかない憶測で作品価値を誤認しないよう冷静な情報整理が求められます。