フィギュアスケートのペアは本当に結婚する?歴代夫婦と「りくりゅう」の真相についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
過酷なプロフェッショナリズムが求められる一方で、長い年月を共に戦い抜く中で自然と愛情を育み、実際にゴールインした「歴代夫婦ペア」もフィギュアスケート史には数多く刻まれています。公私ともに人生のパートナーとなった彼らの歩みは、フィギュア界の美談として今なお語り継がれています。
歴代カップル(ペア名)主な実績・結婚年パートナーシップの特徴編集部の見解・評価井上怜奈 &
ジョン・ボルドウィン(米)全米選手権 優勝2回
トリノ五輪 7位(2008年婚約)2008年全米選手権のフリースケーティング直後、リンク上で男性が跪いて公開プロポーズを敢行。がん闘病を乗り越えた井上をボルドウィンが支え続けた。真の人間愛が氷上で結実した伝説的実例。シェン・シュエ &
チャオ・ホンボー(中)バンクーバー五輪 金メダル
世界選手権 優勝3回(2007年結婚)1992年の結成から15年以上の歳月を経てゴールイン。競技引退後に氷上結婚式を開催。中国ペアのパイオニア。長年の苦難を乗り越えて五輪金メダルと家庭の双方を掴み取った模範的夫婦。タチアナ・ボロソジャル &
マキシム・トランコフ(ロシア)ソチ五輪 団体・ペア2冠
(2015年結婚)元々は別々のペアで滑っていたが、結成後に圧倒的強さを発揮。五輪制覇の翌年に結婚を発表。情熱的なロシアのペア競技において、圧倒的な技術と私生活の愛を共存させた成功例。エカテリーナ・ゴルデーワ &
セルゲイ・グリンコフ(ソビエト)カルガリー・リレハンメル五輪 連覇
(1991年結婚)「G&G」の愛称で世界中から愛された史上最強ペア。1995年にグリンコフが練習中の心不全で急逝。フィギュア界史上最も美しく、最も悲劇的な夫婦ペアとして今なお世界中のファンの胸に刻まれている。
日本にゆかりの深い実例として語り落とせないのが、元日本代表で後にアメリカ国籍を取得した井上怜奈さんとジョン・ボルドウィン選手の歩みです。病魔と闘いながら過酷なトレーニングを共にした二人は、2008年全米選手権の競技終了直後、満員の観衆が見守る銀盤の上でボルドウィン選手がプロポーズ。氷上のロマンスを現実のものとして世界中に大きな感動を与えました。
また、ロシアのボロソジャル&トランコフのように、互いに過去のペア解消を経て出会い、競技人生のクライマックスで愛を誓い合ったケースもあります。このように、何千時間もの苦楽を共有し、世界の頂点を目指すプロセスの中で生涯の伴侶を見出すペアは、歴史上確かに存在しています。