直接肌に触れるメンズスカーフは、首元の皮脂や汗を直接吸い取ります。「シルクだからクリーニングに出さなければ」と放置すると、皮脂が酸化して黄ばみや悪臭の原因になります。自宅でできる正しいメンテナンス手順を把握しておくことが不可欠です。
- 着用後のブラッシングと陰干し:帰宅後はすぐに畳まず、直射日光の当たらない風通しの良い場所にハンガー等で数時間吊るし、体温と湿気を飛ばします。
- 自宅での手洗いは「中性洗剤×押し洗い」:30度以下のぬるま湯に、シルク専用洗剤(またはウール用おしゃれ着中性洗剤)をごく少量溶かします。擦り洗いは厳禁であり、優しく沈めて浮かせる押し洗いを1〜2分行います。
- タオルドライで脱水:水気を絞るための「雑巾絞り」は繊維を破壊するため絶対に避けてください。清潔なバスタオルの上に広げ、海苔巻きのように巻き込んで優しく手で押さえ、水分をタオルに吸わせます。
- あて布スチームアイロン:半乾きの状態で、裏面から必ず「あて布」をあて、アイロンを低温から中温に設定して軽く撫でるようにシワを伸ばします。スチームを浮かせて当てるだけでも十分な復元力が発揮されます。
保管時は、折り目を強くつけないよう筒状に丸めるか、スカーフ専用のバー付きハンガーに滑り止めをつけて掛けておくと、次回着用時に美しいドレープを瞬時に復元できます。