ケアベアたちが暮らすのは、地球のはるか上空、ふわふわとした雲と虹に包まれた魔法の国「ケアランド(Care-a-Lot)」です。彼らは日々、星や雲を集めながら人間界の子どもたちを見守り、誰かが悲しんでいたり助けを必要としていたりすると、虹の滑り台やすべり台を使って地上へと駆けつけます。
ケアベアの最大の特徴であるお腹の絵柄は、公式設定で「ベリーバッジ(Belly Badge)」と呼ばれています。これは単なる模様ではなく、それぞれのベアが持つ特別な魔法の源です。仲間たちと心を一つにしてお腹から一斉に光線を放つ必殺技「ケアベア・ステア(Care Bear Stare)」は、悪意や嫉妬に満ちた心を浄化し、優しさと温もりを取り戻させる強力なパワーを秘めています。
誕生当初の10種類から始まったケアベアは、アニメシリーズの刷新や記念イヤーを経て拡大を続け、現在では60種類以上の公式キャラクターが確認されています。単に「いつも笑顔でいよう」と説くだけでなく、「時には悲しんだり怒ったりしてもいい」という感情の多様性を肯定する哲学が、誕生から40年以上を経た今も大人から子どもまで深く共感される理由です。