2026年のドラマシーンを俯瞰すると、フジテレビは各クールで明確なターゲット戦略を展開していました。月9をはじめ、水10、木曜劇場、金9、さらには深夜枠に至るまで、エッジの効いた脚本と豪華なキャスティングが並びました。
2026年フジテレビ主要ドラマ一覧(クール別)
【1月期(冬)】
・月9『君が心をくれたから』(主演:永野芽郁)
・水10『婚活1000本ノック』(主演:福田麻貴)
・木10『大奥』(主演:小芝風花)
・金9『院内警察』(主演:桐谷健太)
【4月期(春)】
・月9『366日』(主演:広瀬アリス)
・水10『ブルーモーメント』(主演:山下智久)
・木10『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(主演:赤楚衛二)
・金9『イップス』(主演:篠原涼子、バカリズム)
【7月期(夏)】
・月9『海のはじまり』(主演:目黒蓮)
・水10『新宿野戦病院』(主演:小池栄子、仲野太賀)
・木10『ギークス〜警察署の変人たち〜』(主演:松岡茉優)
・金9『ビリオン×スクール』(主演:山田涼介)
【10月期(秋)】
・月9『嘘解きレトリック』(主演:鈴鹿央士、松本穂香)
・火9『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』(主演:反町隆史、杉野遥亮)
・水10『全領域異常解決室』(主演:藤原竜也)
・木10『わたしの宝物』(主演:松本若菜)
リアルタイムの世帯視聴率という単一の指標では測れない地殻変動が起きたのもこの年でした。従来のフジテレビドラマ視聴率ランキングにおける上位常連パターンとは異なり、コア視聴率(13〜49歳の個人視聴率)と見逃し配信の再生回数がヒットの決定打となったのです。特に夏クールの『海のはじまり』や秋クールの『わたしの宝物』は、放送翌朝の通勤時間帯からTVer総合ランキング首位を独走し、配信時代の新たな勝ち筋を確立しました。