「ベッドに置いた瞬間に起きてしまう」という背中スイッチの悩みには、物理的なアプローチが効果を発揮する。メディアでも親しまれるNHK「すくすく子育て」などの育児知見でも、赤ちゃんの体幹と頭部の角度を保ったまま寝かせる手法が推奨されてきた。
抱っこから降ろす際は、まずお尻からそっと着地させ、最後に頭をゆっくり離す。赤ちゃんの背中と敷布団の間に隙間ができないよう、軽く丸まったCカーブの姿勢をキープしながら手を添え続けると、落下感を感知させずに着地させやすい。
また、ホワイトノイズを活用して生活音の急な変化をマスキングしたり、薄手のスリーパーで胸元を適度にホールドする工夫も有効だ。近年小児医療・ヘルスケア産業が展開するスマートベビーモニターを導入し、睡眠時の呼吸や寝返りを客観的にモニタリングすることで、親側の精神的なプレッシャーを軽減する家庭も増えている。