日本語の「すみません」は非常に多機能な言葉です。「謝罪」「感謝」「呼びかけ」「軽い配慮」のすべてを1語でカバーできますが、韓国語ではこれらが明確に別の単語として分離されています。
ネット上の掲示板や知恵袋などでは、「飲食店で店員を呼ぶときにチェソンハムニダと言ってしまった」という体験談が散見されます。しかし、韓国の飲食店で人を呼ぶ際は「チョギヨ(저기요=あの、すみません)」や「ヨギヨ(여기요=ここです)」を使うのが正解です。呼びかけで謝罪の言葉を使うと、店員は何事かと困惑してしまいます。
また、道を開けてもらうときの「すみません」には「チャムシマンニョ(잠시만요=少々お待ちください・失礼します)」を使うのが自然です。日本語の「すみません」を状況に応じて適切に翻訳し分ける意識が不可欠です。