中途半端に残った瓶を一気に整理したい時、最も頼りになるのが主食メニューへの大量投入です。調味料を何種類も合わせる手間を省き、味付けの失敗をゼロにしてくれます。
真っ先に試したいのが海苔の佃煮パスタです。茹で上げたスパスタ(100g)に対し、オリーブオイル大さじ1、バター5g、そして海苔の佃煮を大さじ1.5〜2杯直接ボウルで和えるだけで、専門店の和風パスタを凌駕する濃厚な一皿が仕上がります。さらに卵黄と生クリーム(または牛乳)、粉チーズを加えれば、醤油ベースの香ばしさが際立つ海苔の佃煮和風カルボナーラへと進化します。ベーコンの脂の甘みと佃煮の塩気が絡み合い、重層的な味わいを生み出します。
ご飯ものでは、海苔の佃煮チャーハンが驚くべき威力を発揮します。具材は長ネギと卵だけで十分です。フライパンで具材を炒めた後、ご飯の上に直接佃煮を大さじ2杯投入して手早く煽ります。熱せられた佃煮から立ち上る焦がし醤油と磯の香ばしさは、町中華のラードと見事に共鳴します。
休日のごちそうや作り置きには、海苔の佃煮炊き込みご飯が最適です。研いだ米2合に対し、通常通りの水加減から大さじ2の水を減らし、佃煮大さじ3〜4、酒大さじ1、千切り生姜、油揚げやキノコ類を入れて炊飯器のスイッチを押すだけ。出汁を引く手間すら不要で、料亭風の炊き込みご飯が炊き上がります。