2021年7月28日、横浜アリーナで行われた『なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん』の昼公演。MCの最中に突如会場が暗転し、メインビジョンにサプライズ映像が流れ始めました。公式発表資料や当時のライブレポートによると、この演出はメンバーにも完全に伏せられていた完全な極秘事項でした。
画面に「2021年11月12日 CDデビュー決定」の文字が躍り出た瞬間、会場は歓喜の悲鳴に包まれ、7人はステージ上で膝から崩れ落ちて号泣。特に、入所から17年9ヶ月という歴代最長クラスのジュニア期間を泥臭く戦い抜いてきた最年長の藤原丈一郎が、顔を覆って涙を流す姿は、多くのファンの胸を締め付けました。
この歴史的瞬間の立役者となったのが、関西ジュニアのプロデュースを一手に引き受けていた大倉忠義(SUPER EIGHT)です。大倉は、従来の関西勢が得意としてきた「お笑い・バラエティ路線」の泥臭さを土台にしつつ、ジャニーズ王道の「甘いキラキラ感」を徹底的に磨き上げるハイブリッド戦略を提示。事務所上層部との粘り強い交渉と緻密なブランディング戦略が、この記念碑的なデビューへと結実しました。