夜用ナプキンを装着しているにもかかわらず漏れてしまう背景には、単なる「吸水容量オーバー」だけではない、人体の構造と睡眠中の動作に起因する物理的な要因が存在します。
メーカー各社の研究開発データによると、ナプキン夜用漏れる理由の主因は次の3点に集約されます。
- 寝返り伝い漏れ原因:就寝中、人間は一晩に20回前後の寝返りを打ちます。体位変換の瞬間に臀部とお尻の割れ目に強いねじれが生じ、ナプキンと身体の間に微小な空間(エアポケット)が発生。経血が吸収体に届く前に重力と毛細管現象で皮膚を伝い、後ろや横へと流出します。
- 横モレ防止ギャザーの倒れ・密着不足:寝具との摩擦や下着の緩みによって、立ち上がるべき横モレ防止ギャザーが内側や外側に押し倒され、防波堤としての機能を喪失します。
- 骨盤の傾きによる吸収中心点のズレ:横向きで丸まって眠る「胎児姿勢」をとると、経血の排出口がナプキンの中央吸水ゾーンから前寄り・横寄りに大きくズレてしまいます。