お盆のお墓参りはおかしい?先祖留守説の真相と行くべき日程の真実

お盆のお墓参りはおかしい?先祖留守説の真相と行くべき日程の真実

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Q1:お盆にお墓参りへ行くと、ご先祖様とすれ違って失礼になりませんか?
A1:まったく失礼には当たりません。「先祖が家にいるから墓は留守」というのは民間の俗信に過ぎず、仏教の教理において「墓参りをしてはならない日」は存在しません。8月13日に先祖をお迎えに行くために墓参りをするのは伝統的な作法ですし、中日や送り盆にお墓を清めて感謝を伝えることも尊い善行とみなされます。

Q2:浄土真宗の門徒ですが、お盆にお墓参りをするのは間違っていますか?
A2:間違いではありません。浄土真宗では霊が往来するという観念を持たないため、「迎え火」や「精霊棚」などの送り迎えの儀礼は行いませんが、お墓参りそのものを否定しているわけではありません。仏となって私たちを見守ってくださる阿弥陀如来とご先祖様に対し、日頃の恩徳を感謝する「報恩感謝」の場として、お盆にお墓参りへ行くことは大変推奨されています。

Q3:夕方しか時間が取れないのですが、絶対に夕方のお墓参りはダメですか?
A3:霊的な意味で祟りがあるわけではありませんが、安全面・防犯面の観点から夕方以降の墓参りは極力避けるべきです。日没後の墓地は足元が非常に危険で転倒事故が多発するほか、スズメバチなどの害虫被害に遭いやすくなります。また、多くの霊園は17時〜18時に閉門します。どうしても午前中に行けない場合は、日没前の明るい時間帯に複数人で訪れるようにしてください。

Q4:仕事や体調不良でお盆にお墓参りに行けない場合、どう供養すればいいですか?
A4:自宅の仏壇を綺麗に掃除し、新鮮な果物やお花、故人の好物をお供えして静かに手を合わせるだけで、十分に真心は届きます。仏壇がない場合でも、故人の写真の前にお茶やお水をお供えし、心の中で感謝を述べる「遥拝(ようはい)」で全く問題ありません。お墓参りは、気候が穏やかになる秋のお彼岸(9月下旬)などに改めて足を運べば十分です。

森 瞳
著者

森 瞳

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