「これで終わります」という表現は、文末に丁寧語の助動詞「ます」がついているため、日常会話や同僚間でのやり取りであれば失礼には当たりません。しかし、ビジネスシーンや目上の人に対する発言としては、やや稚拙で配慮に欠ける表現と受け取られるケースが目立ちます。
その理由は、「これ」という指示代名詞のくだけたニュアンスと、一方的に話を打ち切るような響きにあります。ビジネスにおける締めくくりでは、相手への敬意や時間を割いてくれたことへの感謝を添えるのが基本マナーです。単に「終わる」と宣言するのではなく、状況に応じて丁寧語と謙譲語を適切に使い分けた表現へシフトさせることが求められます。